アマチュアも登録可能なインディーズ系の音楽配信サイトの情報です。
今の時代は自分の曲を聴いてもらうための営業力が必要になっています。
ただ投稿しただけでは数多ある曲のなかに埋もれてしまうため、ほかの人の曲を聴いてコメントしたり、ツイッターやインスタグラム、フェイスブックなどのSNSを利用して、そこから自分のアーティストページに引っ張っていったり、ジャケットで惹きつけたり紹介文やタグを工夫したりと、さまざまなアイディアが求められます。
リスナーを集めるためには、単なるボーカリストや作曲家ではなく、自分が自分のプロデューサーになりプロモーションしていくことが重要です。
かつてはアマチュア向け音楽配信サイトがたくさんあったのですが、現在、音のみではSoundCloud、映像付きだとYoutubeに集約されている印象があります。
SoundCloud(サウンドクラウド)
アマチュアでも投稿できる配信サイトにおいて、現在世界最大級といえるのがこのSoundCloudです。
プレイヤーは曲を波形で表示するタイプのもので、再生するとタイムラインが右に移動していき、試聴した人のコメントがポップアップで出るようになっています。
運営はドイツの会社で、日本語化されていないのでとっつきにくそうですが、登録は簡単です。Sign Upをクリックし、メールアドレスとパスワードを入力するだけでアカウントを取得できます。
あとはログインしてプロフィールを設定し、Upload & ShareのChoose filesから曲をアップロードします。試聴だけにするかダウンロードもOKにするかなどもそこで設定できます。
Eggs(エッグス)
タワーレコードとレコチョクによる、インディーズアーティストを発掘&支援するサイト。
アーティスト登録すれば、無料で曲をアップロードして公開することができます。現在、25,000組以上のアーティストが登録しています。
どんなジャンルのものでも大丈夫ですが、ランキングの上位を見ると、歌もののロック、ポップスがほとんどです。プロ志向の強い方向けのサイトといえます。
Eggsにアップロードした音源を使ったオーディションも多く行われており、単に音源を公開するだけでなく、その次のステップを目指す方にも最適なプラットフォームになっています。
Bandcamp
2007年に設立されたアメリカの音楽配信サイト。翻訳調ではありますが、日本語化されています。
ユーザーが音源をアップロードして公開できるだけでなく、その音源に自分で価格を付けることも可能です(無料にしてもOK)。
初期はアマチュアミュージシャンが多かったのですが、現在ではメジャーアーティストも利用するようになりました。日本でも平沢進さんなどが配信を行っています。
audioleaf(オーディオリーフ)
インディーズバンドを中心とした試聴サイトです。
バンドサウンドが多いですが、HipHopやR&B、Technoといったジャンルもあります。メンバー募集掲示板や、audioleafから応募可能なオーディション情報など、アマチュアアーティストをサポートする機能が充実しています。
ただ最近の曲の再生回数や募集状況を見る限り、賑わいという点では正直少し寂しい感じになっています。
音楽配信代行系サービスを利用しよう
アマチュアミュージシャンでも音楽配信代行サービスを利用すれば、Apple MusicやSpotify、LINE Musicなどの主要な音楽ストリーミングサービスに自分の曲を配信して、収益化することができるようになります。
楽曲登録料が無料のところもあるので、今はこの記事であげたアマチュア向けの投稿サイトよりも、こういった配信代行系サービスを利用する人が増えてきています。
手数料に関しては、年ごとの支払い、1回払いきり、手数料はないが還元率が低いものなど、配信代行サービスによってさまざまなプランが用意されています。
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