先日10年ぶりにMacを買い替え、iMac Late 2009からMac mini 2018になったわけですが、Mac miniにはディスプレイが付いていません。
というわけでMac miniに適したディスプレイを探すことに。
そして最終的な候補にあがったのが「HP ENVY 27s 27インチ 4Kディスプレイ」です。
HP ENVY 27sに決めた理由
コンパクトなサイズ
HP ENVY 27sに決めた理由はいくつかあるのですが、まずはサイズです。
iMac Late 2009は21.5インチで、本体サイズは52.8cm × 45.1cm × 18.85cm(幅×高さ×奥行き)。
一方、ENVY 27sは27インチで、61.35cm × 42.92cm × 15.5cmです。
ディスプレイが5.5インチもアップするにもかかわらず、ナローベゼル&省スペース設計によって、全体のサイズは横幅が8.55cm大きいだけで、あとは小さくなっています(iMacは一体型なので、単体のディスプレイと比べて大きくなるのは当然ですが)。
8.55cm大きいだけなら今までと同じスペースに置くことができるので、置き場所に悩まなくてすみます。
4K
ENVY 27sの解像度は3840×2160の4Kで、リフレッシュレートは60Hz、パネルはIPSと、ディスプレイとして十分な性能を持っています。
もっとも27インチだと、3840×2160で使うと文字やアイコンが小さくなりすぎて視認性が悪くなってしまうので、解像度を変更してスケーリングすることになり、4Kである意味があまりなくなってしまいますが……。
でもまあそんなことはいいんです。高解像度は正義です(笑
半光沢
ディスプレイには大きく分けて、グレア(光沢)とアンチグレア(非光沢)の2種類があります(アンチグレアはノングレアとも呼ばれます)。
グレアはピカピカした見た目で、画面を暗くしたときに反射があるタイプの液晶のことです。色が鮮やかで、写真や映像を見るのに適しているといわれています。
一方アンチグレアは、グレアとは逆に反射の少ないタイプの液晶を指します。こちらは目が疲れないので文字を入力したりといった事務作業に適しているといわれています。
iMacがグレアだったため個人的にはグレア派で、今回液晶を選ぶ際にもグレアを探したのですが、単体のディスプレイでグレアのものはほとんどありません。
“グレア”もしくは“光沢”で検索しても、“アンチグレア”や“非光沢”も文字が被っているため引っかかってしまい、ものすごく探しにくいです。そもそもグレアかアンチグレアを記載していないディスプレイもあります。当然のようにアンチグレアということなのだと思います。
そんな中、ENVY 27sは「アドバンスドヘイズ(半光沢)」というパネルタイプを採用しています。
実物は家電量販店にも置いていなかったので見ていないのですが、光沢と非光沢のいいところを合わせたものに違いないと推測し、決め手のひとつとなりました。
価格
ENVY 27sはだいたい4〜5万円程度で販売されています。
27インチ4Kモニターの中でも安い部類に入ると思います。
この価格で27インチの4Kを手に入れられるとはいい時代になりました。
デザイン
ディスプレイを選ぶ際にわりと軽視されがちですが、個人的にはデザインも重要だと思っています。
大型ディスプレイはそのサイズゆえにインテリアにおいて存在感があり、あまりゴテゴテしたデザインだと部屋の中でそこだけ浮いてしまいがちです。
その点、ENVY 27sは機能美を感じさせるシンプルなデザインで高級感があり、悪目立ちもしません。
実際に使ってみたレビューもまとめて書こうと思ったのですが、長くなりそうなので次回ということで。