NATIVE INSTRUMENTS The Fingerの使い方

NI The Fingerの使い方
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NATIVE INSTRUMENTS Kompleteに付属している「The Finger」(ザ・フィンガー)というソフトがあります。

これは音声をリアルタイムでエフェクト処理するソフトで、ピッチの上げ下げやループ、フィルターなどの特殊な効果をMIDIでコントロールできます。

Komplete 7を買った当時、上の動画を見ておもしろそうだなと思って使おうとしたのですが、使い方どころかそもそもどこにThe Fingerがあるのかもよくわからず、面倒くさくなって結局そのまましばらく放置していました。
その後いろいろいじってようやく使い方がわかったので、CubaseでのThe Fingerの使い方を紹介したいと思います。

NI The Fingerの使い方

まずは適当なサンプルを読み込みます。オーディオデータでもソフトシンセなどのインストゥルメントでもかまいません。
そしてそのトラックのインサートにReaktor5 FXを読み込みます。

The Finger-1

Reaktorのウィンドウの左上にあるPLAYERからThe Finger R2を選択し、TheFinger.rkplrを右の空欄にドラッグ&ドロップします。

The Finger-2

次にMIDIトラックを作成します。
アウトプットをクリックして最初に作成したトラック指定します。

あとはサンプルを再生しながらMIDIキーボードを適当に叩いてみましょう。プシュッ、ギュオーン、ブワブワとおもしろサウンドが作れます。
リアルタイムでも操作できますし、MIDIデータを打ち込んでエフェクトのタイミングを指定することも可能です。プリセットも豊富にあるので音作りに困ることはないと思います。

このソフトの難点は、あまりにおもしろくて時間を忘れていじってしまうことと、豊富なエフェクトの中から曲作りに最適なものを選択するのが大変だということです。いわゆる贅沢な悩みってやつですね。

2011.9.12