Audiostock(オーディオストック)はやり方次第で儲かる!

Audiostock-ヘッドホンをした女性
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「Audiostock」(オーディオストック)とは、アマチュア向け音楽配信サイトのクレオフーガが運営する音楽素材販売サービスです。

購入者はロイヤリティフリーでBGMや効果音を使うことができます。
画像や動画のストックフォトサービスがありますが、それの音楽版といった感じです。

Audiostockは、現在1万を超えるクリエイターと、15万に迫る音素材をそろえており、日本最大級の音楽ストックサービスになっています。

私も一応参加はしているのですが、そこまで力を入れていないというか、正直放置していました。
ところが久々にログインして確認してみたところ、予想していたよりも売れているということに気づきます。

これはひょっとして、世に数多いるDTMerたちに非常に役立つサービスなのではないか。そんな思いから書いてみた考察です。

Audiostockに曲を登録しても売れないだろうという予測

パソコンの画面を見つめる男性

Audiostockに曲を登録したのは2017年の5月です。
そこから数か月のうちに10曲ほど登録しました。

おもに昔作った曲で、もう表に出すことはないだろうな、と判断したインストものが中心です(ミックスをし直したりはしましたが)。
いかにも、とりあえず登録してみました、といった感じですが、なぜこんなに消極的だったかというと、その販売価格が原因です。

Audiostockの販売価格

・BGM(インスト):1,100円〜
・効果音・SE:550円
・ボイス・ナレーション:550 円
・歌もの楽曲:3,300円〜

※報酬は40%〜(40%からのスタートで、販売実績や登録曲数によって最大60%になる)

私はBGMだけ登録しているのですが、BGMの販売価格は曲の時間によって変わるのか、販売価格が2,160円か3,240円しか選べませんでした(消費税8%当時)。
結局2,160円にしたわけですが、こう思いました。

高いよ……。

今はCDが売れない時代です。よっぽど好きなアーティストか、さまざまな特典でもない限り、音楽に何千円も出す人はそうそういません。
そんな中、どこの馬の骨ともわからない人の曲に2,160円も払う人はまずいないのではないかと。

さらに一曲に2,160円も出すなら、もう少し上乗せして市販の著作権フリー素材集を買ったほうがお得だし、そちらを選ぶ人のほうが多いに違いないとも思いました。

意外と売れていた件

パソコンの画面を見て驚くカップル

上記のような予測から、曲を登録したもののサイトにログインすることさえほとんどなかったのですが、先日ふとマイページをチェックしてみたところ、5曲売れていることに気づきました(同じ曲2曲と、ほか3曲)。

気づいたというか、たまにAudiostockから曲が売れたというお知らせのメールが来てはいたのですが、買ってくれる人もいるんだ、となんとなく思っただけで、そこまで気に留めていなかったんですよね。

……意外と売れるもんだな。

たった5曲ではありますが、報酬管理画面を見て、そう思いました。

上でCDが売れない時代云々と書きましたが、それは大きな勘違いだったことに気づきます。Audiostockのユーザーは趣味で曲を聴きにきているわけではなく、曲を使いたいがためにサイトを訪れているわけです

昔だったらこういったBGMというのは、企業のPRビデオなど使い道がある程度限定されていましたが、今はユーチューバー(YouTuber)が自分の動画に使ったり、アプリやゲームの制作をしている人が、そのBGMや効果音に使ったりと、企業だけでなく個人が、ネットを使って世界にコンテンツを発信する際に音楽を必要としている時代です。
そしてそういったコンテンツというのは、個人が趣味でやっているレベルを超えて、そこから収入を得ることも可能になっています。

そうなってくると、商用利用禁止のところが多いフリー素材サイトでは目的の音を探すのが難しくなってきます。
それならば多少お金がかかっても、権利関係が明確になっていて自由に使え、さらにピンポイントで望む音を探せるAudiostockのようなサイトを利用してみるか、とコンテンツ制作者は考えるでしょうし、その数はこれからも増えていくはずです。
つまり、需要は確実にあるといえます。

音楽ではないですが、私もこのサイトで有料のストックフォトを利用していますしね。

なんでもかんでもネットで無料のものを探す時代は終わり、現在では個人がお金を稼ぐためにコンテンツを作り、そのコンテンツのために権利関係のはっきりした音楽を適正な値段で買う、という構図ができあがりつつあります。

ネットを使い個人が自作のコンテンツでお金を稼ぐ、ということに対して日本には長らくアレルギーのようなものがありましたが、ユーチューバーの存在が社会的に認められていく中で、そうしたアレルギーは和らぎ、さらに自分にも可能性があるのではないか、とチャレンジする人が増えてきているように感じます。

Audiostockをはじめてみよう

私の場合、とりあえず登録してみた曲がいつのまにか5曲売れていたわけですが、それらの曲は、BGMとして使いやすいように編集したり、ユーザーが求めているものを推測しながら作ったわけではありません。
パソコンに眠っていた昔の曲をそのまま出しただけです。

それでも買ってくれる人がいるということは、使いやすい素材をもっとたくさん登録すれば、かなりの売り上げが期待できるのではないでしょうか(そんなに簡単ではないと思いますが)。
前述したように、ユーチューバーやゲーム、アプリ関連など、音楽を必要としている業界は増えているので、その辺の需要を汲み取った曲を作っていくのがひとつのポイントかなと考えています。

まあ、いきなりそこまで本腰を入れずとも、私のようにとりあえず登録してみて様子を見る、というのもいいと思います。

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