シェイカー専用音源「FRUIT SHAKE」がいい感じ! 使い方とインストール方法

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IN SESSION AUDIOから、おもちゃのシェイカーをサンプリングしたソフト音源「FRUIT SHAKE」(フルーツシェイク)がリリースされました。

なんと期間限定で無料という太っ腹っぷり。早速試してみました。

まずはKONTAKT PLAYERをインストールしよう

FRUIT SHAKEはKONTAKT PLAYER専用ライブラリです

KONTAKTとはNATIVE INSTRUMENTS(以後NI)が開発したサンプルプレイヤープラグインのことで、DAW上で動作し、KONTAKTに対応した音源をライブラリとして取り込んで使うことができます。
まあ要するに、サンプルを追加できる総合音源みたいなものです。

KONTAKTは、NIのKOMPLETEというプラグインパッケージに付属しています。
持っていない人はその簡易版のKONTAKT PLAYERが無償で手に入るので(こちらも太っ腹)、NIのサイトからゲットしておきましょう。
KOMPLETE STARTというKOMPLETEの無料版、もしくはNATIVE ACCESSというNIのインストールを管理するソフトから入手できます。

https://www.native-instruments.com/jp/products/komplete/samplers/kontakt-6-player/

FRUIT SHAKEのインストール

KONTAKT PLAYERを手に入れたら、次に今回の主役であるFRUIT SHAKEを、ソフト音源販売サイト「SONICWIRE」から入手します↓

FRUIT SHAKEの詳細情報ページ
...

追記(2021.11.20)

このプラグインは定期的に無償配布されています。今回は11/28(日)までの期間限定で再配布されることになりました。

Information

フルバージョンの「SHIMMER SHAKE STRIKE」もあります(有料)。

送られてくるメールにダウンロードURLが記載されているので、そこからフォルダをダウンロードしましょう。

……と、ここまでインストール方法について解説してきたわけですが、よくよく考えると今までNI以外の他社製KONTAKT音源をインストールした経験がないことに気づきます。偉そうに解説してすみません(笑

ダウンロードしたフォルダにはインストーラーが付いていないし、どうしたものかと思ってインストールガイドを見ると、どうやらNATIVE ACCESSを使う模様。

NATIVE ACCESSを起動して、左上にある「Add a serial」に、メールに記載されているシリアルナンバーを入力。
すると、Not installedのところにFRUIT SHAKEが現れました。

FRUIT SHAKEのインストール画面

左上の「Add a serial」にシリアルナンバーを入力

なんだ、簡単じゃーん、と思ってADD LIBRARYを押すと、「To continue installing please browse to the folder where Fruit Shake is located.」の文字が。

私はKOMPLETEのコンテンツを外付けSSDに作ったフォルダにまとめて入れているので、そこにSONICWIREからダウンロードしたFruitShakeフォルダの中にある「Fruit Shake」フォルダ(わかりづらくてすみません)をコピーしました。
あとはINSTALLを押せば完了です。

FRUIT SHAKEの使い方

お使いのDAWを立ち上げて、KONTAKT PLAYERにFRUIT SHAKEが入っているか確認してみましょう。

FRUIT SHAKEのメイン画面

ソフト音源とは思えないおいしそうな外観です(笑

このFRUIT SHAKEは、IN SESSION AUDIOの「SHIMMER SHAKE STRIKE」をベースにした音源です。
SHIMMER SHAKE STRIKEにはタンバリンなどシェイカー以外のパーカッションも豊富に搭載されているので、興味がある方はチェックしてみてください。

使い方は簡単で、音の種類を「APPLE(りんご)」「BANANA(バナナ)」「LEMON(レモン)」「ORANGE(オレンジ)」「CARROT(にんじん)」から2つ選んで、レイヤーさせるだけです。

普通のドラム音源のようにワンショットで一音ずつ打ち込んで使うこともできますし、シーケンサーパート(PATTERN)でベロシティーを調整して、ループ音源として使うこともできます。

FRUIT SHAKEのパターン画面

 

ループさせるときは、MAIN画面の真ん中にあるキーボードのPATTERNSの部分のキーを確認して(キーごとにベロシティーのパターンが変わります)、MIDIトラックに全音を入力しましょう。

FRUIT SHAKEのキー設定

 

MIXER画面では、EQやエフェクトなどのパラメーターの調整を行うことができます。

FRUIT SHAKEのミキサー画面

FRUIT SHAKEを使ったデモ音源

せっかくなのでFRUIT SHAKEを使ってちょっとした曲を作ってみました。
シェイカーといえばやはりラテン、ということでそんな雰囲気の一曲を。

出だしから鳴っているのがFRUIT SHAKEのシェイカーですが、かなりリアルで存在感があって、即戦力で使えるクオリティーがあると感じました。
使用したのはデフォルトのオレンジとりんごで、B1のキーのパターンを鳴らしっぱなしです。

無料なのでものは試しという感じで使ってみましたが、予想以上によくてこの先シェイカーを使うときはこの音源を選択することになりそうです。
期間限定の無償提供らしいので、ぜひチェックしてみてください。