「歌ってみた」初心者にオススメのオーディオインターフェイス【ボーカル録音講座1-2】

オーディオインターフェイス-UR22

マイクをパソコンに接続するにはオーディオインターフェイスという機材が必要です。
ここではボーカルレコーディングにおいてどのように使うか、またオススメのオーディオインターフェイスについて紹介していきます。

スポンサーリンク

オーディオインターフェイスとはなにか

オーディオインターフェイスとは、パソコンとマイクやスピーカーといった外部音響機器の仲立ちをする機材のことです。

マイクはXLRという規格のケーブル(キャノンケーブル)を使用するのですが、当然パソコンにそれを受けるコネクターはありません。
オーディオインターフェイスをUSBなどでパソコンと繋ぎ、オーディオインターフェイスに搭載されているXLR端子にマイクを接続することで、パソコン側に音声を入力することができるようになります。

・ファンタム電源

コンデンサーマイクには電源が必要です。
電源といってもコンセントから直接ではなく、XLRケーブルを通じて電気を供給するファンタム電源を使います。

ほとんどのオーディオインターフェイスにはこのファンタム電源が付いているので、電源をオンにするだけでコンデンサーマイクが使用できます。

ファンタム電源

+48Vと書いてあるスイッチを入れるとファンタム電源がオンになる

・マイクプリアンプ

マイクから入力される音声信号はとても小さいため、それを持ち上げる必要があります。
オーディオインターフェイスにはマイクプリアンプが搭載されており、ゲイン(音を増幅するパラメーター)を上げることで適正なレベルで録音することができるようになります。

・マイク入力以外にも活用できるオーディオインターフェイス

オーディオインターフェイスにはマイク入力のほかに、オーディオ出力がついています。
これをスピーカーに繋ぐことで、パソコンに入っている音楽を内蔵スピーカーではなく外部のスピーカーから出すことができるようになります。

また、オーディオインターフェイスにはたいていDAW(音楽制作ソフト)の機能限定版が付属しているので、レコーディング用にそれを使えるというのもメリットのひとつです。

・USB端子付きマイクの場合はオーディオインターフェイスは必要なし

前回のマイク編でUSB端子付きのマイクを紹介したのですが、USB端子付きマイクというのはマイクの中にあらかじめオーディオインターフェイスが入っているようなものなので、ここで紹介するオーディオインターフェイスは必要ありません。必要ないというかそもそも接続ができないです。

ただUSBマイクというのはそんなに種類がなく、もしこの先別のマイクがほしくなったときに、結局オーディオインターフェイスを買うことになるので、拡張性や汎用性を考えるとXLRケーブルで繋ぐ通常のマイクとオーディオインターフェイスの組み合わせのほうがいいかなと個人的には思います。もっともその辺は個々人の使用環境や目的によるところが大きいので一概にはいえませんが。

オススメのボーカルレコーディング用オーディオインターフェイス

オーディオインターフェイスは様々な種類があって値段もピンキリです。たくさん紹介するのもどうかと思うので、ボーカルレコーディング用としてずばりひとつだけ紹介します。

・UR12/STEINBERG(スタインバーグ)

UR12製品情報

音楽制作ソフト「Cubase」で有名な、STEINBERGのオーディオインターフェイス「UR12」(トップ画像はこれのひとつ上のタイプのUR22)。

24bit/192kHz対応で「D-PRE」というヤマハの高品質なマイクプリアンプを搭載しています。
入出力は2in/2out。入力はマイクを接続するXLR端子と、エレキギターやベースを直接繋ぐことができるフォーン端子の二つで、出力は一般的な赤白のLINE OUT(RCA/ピンプラグ)が二つ(LR)です。

WindowsとMac両対応で、iPadと接続することもできます。
バンドルソフトとしてCubase Ai(機能限定版のCubase)が付属しています。

オーディオドライバについて

パソコンでオーディオインターフェイスを使う際には、オーディオドライバと呼ばれるソフトが必要です。
最初に“オーディオインターフェイスとは、パソコンと外部音響機器の仲立ちをする機材のこと”と説明したのですが、オーディオドライバは、パソコンとオーディオインターフェイスを仲立ちするソフトのこと、といえます。

パソコンにはあらかじめ音声処理を管理するオーディオドライバが入っているのですが、これを音楽制作専用のものにすることによって、オーディオインターフェイスの性能をフルに発揮できるようになるというわけです。

音楽用オーディオドライバの代表的なものとしてASIO(アジオ)ドライバがあげられます。
このドライバを入れることで、レイテンシーと呼ばれる音声の遅延を解消したり、複数の音声入出力に対応できるようになります。

なんだか難しそう、と思うかもしれませんが、オーディオインターフェイス用に各社ドライバを用意しており、説明書の記載通りにインストール(付属CD、もしくはメーカーのサイトからダウンロード)するだけでOKです。

ちなみにMacの場合は、ASIOと同等の性能を持ったCore Audioというドライバがはじめから入っているので、ドライバのインストールをすることなくそのまま使えます。
音楽制作をするならMacで、と最近そんなに耳にしなくなりましたが、こういう部分がクリエイターに支持されているのだろうなと感じます。

NEXT→「歌ってみた」初心者にオススメのマイクスタンド&ポップガード

目次→「歌ってみた」初心者のためのボーカル録音講座/Index

 

スポンサーリンク