NATIVE INSTRUMENTS Komplete 7の使用レビュー

NI Komplete7レビュー
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NATIVE INSTRUMENTS Komplete 7をゲットしました。
24ものソフトウェア音源とエフェクトがバンドルされた、コンプリートという名前にふさわしい膨大なサウンドコレクションです。

前バージョンの6のときに買おうとしたものの、私の現在の環境であるMac OS X v10.6 Snow Leopardに正式対応していなかったので、しばらく様子見をすることに。
NIのサポートの話では順次対応予定ということだったのですが、気づいたらKomplete 6が対応するより早く、7が発売されていました(笑

OS対応については、バンドルされているソフトのうちReaktor5.5だけは32ビット互換での動作環境(32ビット動作可能なDAWホスト)が必要だそうです。あとは64ビットでもいけるっぽいです。

わくわくしながらパッケージを開き、早速試してみようとインストールをはじめました。
DVD全12枚。約90GB。半端ない量です。すべてインストールし終えたのはそれから4時間半後のことでした(その後にこれまたボリュームたっぷりで結構な時間がかかる、それぞれのソフトのアップデートがあります)。

NI Komplete 7を使ってみた感想

Komplete 7をざっと使ってみた感想ですが、やはり音はすごくいいです。品質の高い臨場感のあるサウンドがそろっています。今まで作った曲をこれらの音源で差し替えたいなと思うほどです。

音色数に関しては、90GBという容量から想像するほどには多くないです。ありとあらゆる音色が収録されている総合音源のようなものを期待していると、少し拍子抜けしてしまうかもしれないです。

たとえばギターはKontakt 4に収録されているベーシックな12種類(うちアコースティックギター3種類)しかありません(見落としているだけでほかにもあるかも)。
ただギターの場合は、超強力なアンプシミュレーター「Guitar Rig 4」と組み合わせることによって、あらゆるギターサウンドをシミュレートすることが可能です。Guitar Rigのプリセットのバリエーションやエフェクトの効き具合は本当にすごいです。

とまあこのようにKompleteでは、各ソフトを連携させてバラエティー豊かなサウンドを作成することができます。

シンセに関しては、このパッケージのみで今後買い足す必要はないかも、と思わせる内容です。「Absynth 5」「FM8」「Massive」という強力な重量打線がぶんぶん素振りして待ち構えています。

各ソフトについては一度に書くとものすごく長くなってしまいそうなので、また今度載せたいと思います。

2010.12.13